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Web Magazine 〜私が柴山研を選んだワケ〜

〜 第9回 〜

私の興味はミクロとマクロのつながりにあります。 大学で統計力学を学んだ時に、理論の美しさに感動する一方で、 登場する構成要素が分子でなく単なる粒子であることに疑問を持ちました。 分子の個性を組み込めば、物性も統計的によりよく説明できるのではないか?というのが現時点での私の大まかな研究のモチベーションです。 そして、これは分子を扱う学問である化学からしか出来ないアプローチだと考えています。

学部時代は東大理学部化学科でRaman分光の研究をしていました。 そこでは主に結晶化のプロセス(ミクロな溶質とマクロな結晶との関係)に興味を持ってました。 そんな私が研究室を移るにあたって、化学科の中でもっとも興味を惹かれたのがこの高分子物性研究室です。 学部時代には全く高分子という学問体系に触れることがなく、 さらに光散乱・中性子散乱も全く知らない段階でしたが、 「分子と物性をつなぐのはこの研究室だ!」ということでこの研究室を選びました。 気合を入れて研究に望みたいと思います。   

廣井卓思のワケ