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Web Magazine 〜私が柴山研を選んだワケ〜

〜 第10回 〜

私は学部時代はソフトマターの理論系研究室に所属し、理論を中心に簡単な実験も行ないつつ、さまざまなソフトマターの動力学について研究していました。いろいろと学習していく中で、特にゲルの構造や物性、また材料としても活用が期待されている将来性にも興味を持ちました。

 学部での研究生活の中で、より専門的な実験技術を身につけたいと思ったこともあり、設備も整っていて優秀な先輩方がたくさんいらっしゃる柴山研究室に進学を決めました。 バックグラウンドが理論物理なこともあり、散乱実験や化学分野についてなど分からないことも多いですが、自分が今まで学習してきたことを活かしながら新しい研究を頑張っていきたいと思っています。 

栃岡沙希のワケ

私は学部時代に、超分子、ハイドロゲル、ブロックコポリマー等を中心に扱う研究室に所属しており、卒業論文ではゲルの物性測定に関する研究を行っていました。独特な理論体系を持ち、また工業的にも幅広い応用を持つ高分子に興味を持っていたため散乱実験を用いたソフトマターの研究を行っている柴山研究室を選びました。外場に対する大きな応答がソフトマターの魅力の一つであり、よく伸びるゲル、冷やすと透明になるゲルなど、物理や化学を知らない子供にも理解できるような分かりやすい面白さがあると思っています。

学部の四年間はひたすら柔道に明け暮れほとんど真面目に勉強したことがなかったので、事あるごとに自分の知識不足を思い知らされる日々が続いています。 四年間で背負ってしまった負債をさっさと返済し、優秀な先輩方に早く追いつけるように全力で努力していきたいです。

廣澤和のワケ

 私は学部時代、名古屋大学理学部化学科でレーザー分光学について学びました。当時の私の興味は、種々の原子・分子がどのようにしてその性質を発揮しているかにありました。研究室では、フェムト秒レーザーという時間幅が非常に短いパルスレーザーを用いた超高速分子ダイナミクスの可視化を扱っており、分子運動を詳細に研究できる環境でした。私は、ミクロな分子の運動がマクロな分子の性質につながると考え、この分野の研究に取り組むことを決めました。しかし、実際に研究に取り組んでみると分子一つ一つの運動がわかっても全体の運動を議論するのは難しいと気づきました。

 このような経緯から、マクロな分子の性質を直接扱う研究をしたいと感じていました。そんなときに出会ったのが柴山研です。柴山研では高分子という非常に大きな分子の物性を扱っており、私の興味と一致しました。加えて、アプローチ方法は、中性子回折や光散乱を用いて高分子の構造を知ることにあり、種々の高分子の物性を理解するのに非常に強力な手段だと感じました。

  新しい分野で研究活動を始めるのは不安ですが、研究室での議論に早く参加できるように自主的に勉強を進めて行きたいと思います。柴山研はアットホームな雰囲気があり、先生方や諸先輩方に気軽に相談できる過ごしやすい研究室だと感じています。研究活動は困難を伴うこともありますが、柴山研のみなさんと一緒なら乗り越えていけると思います。  

松岡純司のワケ